裏蓋の開閉が可能な腕時計に関しては、基本的に裏蓋を開閉してクリーニング作業をいたします。
その際、裏蓋パッキンの交換も同時に行います。（ハードパッキン使用の機種を除く）
裏蓋のパッキン交換により水分、汗などの侵入を防ぎ、「日常生活防水※」程度の機能を維持できると考えています。
特にご指示がない場合は、この作業を行います。
５気圧以上の防水強化タイプであっても長期間の使用により、水分や汗が時計内部に侵入し、ガラスの曇りなどが発生している事例がまれに見られます。そのまま放置しておくと、ムーブメント（時計内部の機械駆動部分）に悪影響を与える恐れがあるため、裏蓋のパッキン交換と内部の完全乾燥が必要と判断し、裏蓋を開閉してクリーニング作業を行います。（乾燥処置をしても機械内部にサビの発生や油の劣化の可能性があるため機械の保証はいたしません。）
上記の作業の場合、基本的に防水検査はいたしません。防水性能が気になる方はオプションの「防水検査」をご利用ください。
※日常生活防水（WATER RESSTANT）:洗顔や雨で濡れる程度の防水。３気圧防水程度。